2週間前から、休みになればボチボチと勉強してるみかん。
やっと医療画像上での解剖学から抜け出して、みかんの部署では
しょっちゅう見る動脈硬化&動脈瘤の仲間たち(←何だか
楽しそうに聞こえない?)を終え、現在またもや頭に戻って
脳卒中&脳内出血を勉強中。
さて、解剖は色んな場所を勉強してみた。
胸部と腹部レントゲンの見方、内蔵と血管を脊椎をランドマークにして
見る方法、頭のレントゲンとCT&透視画像、腹部動脈から足先までの
血管の造影画像など。
勉強する上で、へぇーって思ったこと、参考にしたWebサイトを
今回はちょっと☆
やっと医療画像上での解剖学から抜け出して、みかんの部署では
しょっちゅう見る動脈硬化&動脈瘤の仲間たち(←何だか
楽しそうに聞こえない?)を終え、現在またもや頭に戻って
脳卒中&脳内出血を勉強中。
さて、解剖は色んな場所を勉強してみた。
胸部と腹部レントゲンの見方、内蔵と血管を脊椎をランドマークにして
見る方法、頭のレントゲンとCT&透視画像、腹部動脈から足先までの
血管の造影画像など。
勉強する上で、へぇーって思ったこと、参考にしたWebサイトを
今回はちょっと☆
まず最初は頭部CT。CTの中で、一番見てて面白い。
頭のCTは何の診断に役立つか…というと、脳内出血、脳卒中、
脳腫瘍など、そりゃもう多岐に渡る。
でもこれらのCTを見るのって、看護の知識しかないみかんには結構難しい。
なのでさらさらーっとどの辺を見ればいいか、勉強&医師に聞いてみた。
まず一番誰でも見れるのが、Midline shift。これは脳の中心が、出血や
ICP(intracranial pressure)の上昇によって片側に寄ってしまうこと。
これは誰が見ても明確なので分かりやすい。
他にはcentral sulcus(中心溝)のアシンメトリー、動脈周りの状態、
loss of gray-white differentiation(灰白質/白質の境界不明瞭化)←特に
putamen(被殻)なんかを見るといいんだそう。へぇー…。
出血している時は、その出血の部分の形を見ればどのタイプの脳内出血
なのかも分かるし、とにかくCTから読み取れる情報は多いらしい。
…とは言っても、CTは放射線量もそれだけ多いし、一般に使うのは
やっぱりレントゲン。レントゲンで一番多いのは、胸のレントゲン。
胸のレントゲンは、普通はPA(後ろから放射線を当てて撮る方法)。
APで撮ることもあるんだけど、レントゲンに何も表示がなければ
それはPA。
胸のレントゲンから読み取れる情報も多し。
ベーシックなトコロでいけば、男性か女性か…から始まって、
若い人か高齢者かは何となく分かる。心臓の大きさ、肺に水が溜まって
ないか、気胸がないか、肺炎の有無などなど。
時々肺が異常に長い人、大きい人なんかを見てビックリすることもあり。
さて、みかんが勉強する上で参考にしたのは以下のリンクたち↓
特に頭部CT&MRI画像は、かなり役に立った。
あと、Student MBJのサイトにあった、x-ray made easyバージョンも
隅々までじっくりと読ませて頂きました。参考にどうぞ☆
1. University of Michigan, Gross Anatomy: Radiology
2. Harvard University, The Whole Brain Atlas
3. sBMJ: Chest x rays made easy
4. sBMJ: Abdominal x rays made easy
あとは、先日たまたま見てた子供番組の中に、脳の話があったん
だけど、その中で多くの放射線科医師が登場してて、興味深かった
TV番組のリンク↓
SCOPE: The Brain
このWebサイト内からのリンクはなかなか良かったっす。
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みかんの部署では、毎日のようにバリウムテストをする。
患者さんに説明するのにどんな味か知らないと説明しがたいので、
放射線技師の許可の上、試してみることにした(←ちょっとした
ネタでもある)。
まずは、普通の白いバリウム、Polibar。
同僚が"Chalky taste(チョークのような味)"だと患者さんに説明
してたけど、本当にそうだった。パウダーが口全体に貼りついて
しょうがない。
そしてお次はGastrografinっていう、粘液度の低い造影剤。
患者さんに説明するのにどんな味か知らないと説明しがたいので、
放射線技師の許可の上、試してみることにした(←ちょっとした
ネタでもある)。
まずは、普通の白いバリウム、Polibar。
同僚が"Chalky taste(チョークのような味)"だと患者さんに説明
してたけど、本当にそうだった。パウダーが口全体に貼りついて
しょうがない。
そしてお次はGastrografinっていう、粘液度の低い造影剤。
こっちは何とも説明のしがたい味。
香りは悪くないし、見た目はレモンジュースなんだけど…味は
甘くて苦い。意味不明な味。喉ごし最悪だけど、みかん的にPolibar
よかいい。
そして最後は、Ultravist-370。
これは普通は血管造影やCT造影に使うので血管に注射するもの
なんだけど、飲んで使用することも可能。たまーに患者さんに
バリウムの代わりとして使ってるものの、使われた患者さんは上の
PolibarとGastrografin以上に微妙な顔をするので、その味が
気になってた。
実際に試してみると、これは最高に苦い上、他の造影剤のように
口に残る。3つの中で味として最悪。うげー。
実際は他にも造影剤はあるんだけど、すぐに試せるメイン3つを
とりあえず試してみた。これで来週から患者さんが来たら
意気揚々と丁寧に味まで説明できる(←しなくていい?)。
さて、この造影剤たち、とても高価である。
Polibarは大ボトルでやってくるので、1杯あたりどのくらいの単価
なのか不明。でもUltravist-370は、100ml入りの1ボトル(実際の
単位は1バイアル)が確か$80ほどだったと思われる。高っっ!
余談だけど、この造影剤たち、服につくと落ちないっっ!
しょっちゅう服につくのはUltravist。CT室で準備中にね。
みかんの制服のスカートやパンツは紺なんだけど、服について乾くと
そこが糊のようになって白くなる。こうなれば手洗いでしか落ちない。
粘稠性が高いから、こーゆーことになるのだ。
ままとりあえず…造影剤の味見。堪能はできませんでした。ハイ。
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お返事
みかん >さぎよんへ
MRIの時はちょっと違う造影剤を使って、Magnevistってのを使用するよ。MRIは磁気だからねぇー。CT用のとMRI用、どっちが注射されて痛いんだろ…。試したことないから分からん。すまん。
どっちにしろお世話にならないに越したことはないね。うん。
うげ〜
さぎよん 2つめの、甘くて苦いやつ。
イソバイドに似てるかも・・・。
のどごし最悪、味最悪。
そして高い。
3つ目のって、MRIのときに注射されるやつかな?
痛いんだよなぁ・・・。
造影剤のお世話にはならないようにしよう。
みかん >さぎよんへ
MRIの時はちょっと違う造影剤を使って、Magnevistってのを使用するよ。MRIは磁気だからねぇー。CT用のとMRI用、どっちが注射されて痛いんだろ…。試したことないから分からん。すまん。
どっちにしろお世話にならないに越したことはないね。うん。
うげ〜
さぎよん 2つめの、甘くて苦いやつ。
イソバイドに似てるかも・・・。
のどごし最悪、味最悪。
そして高い。
3つ目のって、MRIのときに注射されるやつかな?
痛いんだよなぁ・・・。
造影剤のお世話にはならないようにしよう。
最近UPしてなかった"Radiology Nursing"のカテゴリの記事。
今回はみかんがしょっちゅう介助してるIVC Filterの挿入について
書いてみようと思う。
IVC Filter挿入はみかんの部署で行われてるInterventional Procedure
(=治療的処置)としては一番短時間でできるもの。
挿入そのものは5〜10分で終了する。
一時期「エコノミー症候群」という言葉がよく聞かれたのだけど、
このエコノミー症候群の原因は血の塊。長い間同じ姿勢でいると
血の塊が生じることがあるんだけど、これが立ったり動いたときに
肺動脈に飛んでしまい、それが原因で死亡することがある(肺塞栓症
といわれるもの)。
これは長い間ベッドに寝てる患者さんも同じ。肺塞栓を発症すれば
50%の患者さんは亡くなる。その前の段階である静脈血栓塞栓症という
腕や足の静脈に血の塊が生じ、そこから肺塞栓になり死亡する可能性は
約25%。つまり、とても怖いのだ。
なので最近は手術後動けない人には血栓防止ストッキングなんかを
履かせたり、とっととベッドから起き上がらせるようにする。
で、肺塞栓防止の究極の対策がみかんがここで書いてるIVC Filter
である。
今回はみかんがしょっちゅう介助してるIVC Filterの挿入について
書いてみようと思う。
IVC Filter挿入はみかんの部署で行われてるInterventional Procedure
(=治療的処置)としては一番短時間でできるもの。
挿入そのものは5〜10分で終了する。
一時期「エコノミー症候群」という言葉がよく聞かれたのだけど、
このエコノミー症候群の原因は血の塊。長い間同じ姿勢でいると
血の塊が生じることがあるんだけど、これが立ったり動いたときに
肺動脈に飛んでしまい、それが原因で死亡することがある(肺塞栓症
といわれるもの)。
これは長い間ベッドに寝てる患者さんも同じ。肺塞栓を発症すれば
50%の患者さんは亡くなる。その前の段階である静脈血栓塞栓症という
腕や足の静脈に血の塊が生じ、そこから肺塞栓になり死亡する可能性は
約25%。つまり、とても怖いのだ。
なので最近は手術後動けない人には血栓防止ストッキングなんかを
履かせたり、とっととベッドから起き上がらせるようにする。
で、肺塞栓防止の究極の対策がみかんがここで書いてるIVC Filter
である。
ICUにいたり、はたまた意識不明の状態なんかで長期間起き上がれない
患者さんや、静脈血栓をすでに発症してる患者さんなどに、肺塞栓
防止としてIVC Filterを挿入してる。
IVC Filterは下大静脈という血管に挿入するフィルター。
このフィルターが肺に戻ろうとする血液の中にある大きな血の塊を
キャッチして、肺の血管が詰まらないようにするのだ。
さて、IVC Filterもイロイロなシェイプがある。
みかんの部署で使ってるのは2種類。
その一つ目がGunther Tulipという形↓

本当にチューリップ型。これが血管内に座る。
これは今のところ優秀だと言われてる形。
その昔は"Bird's nest"(←古すぎてWebで写真が見つからない…)
というものを使用してた。Bird's nestは優秀なんだけど、優秀すぎて
血の塊を取りすぎる。本当に除去したいのは大きな血栓だけなのに、
小さな血栓まで取るので、Bird's nestのフィルター自身が詰まって、
結果的に下大静脈の血流が滞る…ということがあったそうで。
その点Gunther Tulipは大きな塊だけ除去する。
みかんの部署で使ってるIVC Filterのもう一つの形が、
OptEase(←商品名)というもの↓

これも優秀で、大きな血栓だけを取ってくれる。
んじゃ、どの患者さんにどっちを使うかってことなんだけど、
若い患者さんの場合、挿入後半年〜1年でフィルターを取り除く
場合がある。
Gunther Tulipはその形から、血管壁への接触面が狭い。
逆にOptEaseは接触面が広い。
接触面が広いと、長期の挿入でフィルターそのものが壁にぴたっと
くっついたりするし、フィルターを除去することで血管壁に傷が
ついたりする。その分Gunther Tulipはそれが少ない。
…てなわけで、患者さんが高齢で将来的に除去する必要がない場合には
OptEaseを、除去する必要がある場合にはGunther Tulipを使用してる。
OptEaseの方の写真をクリックするとアニメーションになってるんだけど、
取り除く際はこんな感じで簡単にできるよう、あらかじめフィルター
そのものにフックがついてる。
さてこのIVC Filter、結構なお値段である。
だったら「私は安いストッキングでいいわ」と思うかも知れないけど
IVC Filterの方が塞栓防止はしてくれる。もしもIVC Filterを挿入せず
肺塞栓になり、手術が必要になったり、ICUで数日いるならIVC Filterの
方が安い。どう見るかによりけりだ。
そんなわけでIVC Filterに関することを少々。
自分の患者さんが「IVC Filterの挿入に行くらしいよ」って時や、
レントゲン写真にフィルターが映ってたら、これでおおまかな
ことは分かるはず☆
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お返事
みかん >ゆうこさんへ
PCI Plasty/Stentは、既に冠状動脈が狭窄もしくは閉鎖してる場合にするので、これは治療でしょうね。IVC Filterの場合は、その目的を考えると予防だと思います。ヘパリンがTheraputicだとすれば、IVC FilterはPreventionだという根本的考えです。
オーストラリアでもむやみにIVC Filterを挿入することはありません。ただ既にU/SでDVTを起こしてる患者さんや、血管の状態でPEの可能性が高い患者さん、手術のタイプ上PEの可能性が高くヘパリン使用ができない患者さん、脳内出血や脊椎損傷などで長期ベッド上安静が必要なもののヘパリン使用できない患者さんなどに挿入してます。なので圧倒的にICUにいる患者さんへの挿入が多いですね。早期離床やPhysio、DVT予防ストッキングなどの安価な方法で予防できるか…などを常に考慮に入れますが、リスクを常に天秤にかけ、IVC Filterの方が有用だと考えられる場合だけIVC Filterを挿入します。なので適応はリスクのバランス…といったところでしょうか。
ゆうこ こんにちは、みかんさんの丁寧な説明でIVCフィルターがどんなものかイメージがついた方も多いでしょうね。
ただ、バーニーさんと同じで気になった点が。日本ではIVCフィルターは重篤なPE(pulmonary embolism)を起こしたけれども原因が分からない時や、今度PEを起こすと命に危険が伴う患者さんなどに「予防する」という目的として挿入してました。原理は違いますがPCIでステントを入れるのが治療と言われるのと同じように、IVCフィルターを入れるのも治療だと思いますよ。あと、オーストラリアでも予防だけの為にIVCフィルターを入れている人を見たことがありませんし、治療のコストを考えるとむやみに予防目的だけで挿入していることは考えにくいのですが、最近は変わってきてるのかしら?
お返事
みかん >バーニーさんへ
IVC Filterは全て予防的なものだと思うのですが(^ ^;
治療目的なら、何を治療するのかとっても気になります…(汗)。
バーニー へぇ〜 予防的に挿入したりするんだぁ!
日本でもなのかな??
私は治療目的での挿入しか知らなかったぁ!
勉強になるなぁ〜
みかん >ゆうこさんへ
PCI Plasty/Stentは、既に冠状動脈が狭窄もしくは閉鎖してる場合にするので、これは治療でしょうね。IVC Filterの場合は、その目的を考えると予防だと思います。ヘパリンがTheraputicだとすれば、IVC FilterはPreventionだという根本的考えです。
オーストラリアでもむやみにIVC Filterを挿入することはありません。ただ既にU/SでDVTを起こしてる患者さんや、血管の状態でPEの可能性が高い患者さん、手術のタイプ上PEの可能性が高くヘパリン使用ができない患者さん、脳内出血や脊椎損傷などで長期ベッド上安静が必要なもののヘパリン使用できない患者さんなどに挿入してます。なので圧倒的にICUにいる患者さんへの挿入が多いですね。早期離床やPhysio、DVT予防ストッキングなどの安価な方法で予防できるか…などを常に考慮に入れますが、リスクを常に天秤にかけ、IVC Filterの方が有用だと考えられる場合だけIVC Filterを挿入します。なので適応はリスクのバランス…といったところでしょうか。
ゆうこ こんにちは、みかんさんの丁寧な説明でIVCフィルターがどんなものかイメージがついた方も多いでしょうね。
ただ、バーニーさんと同じで気になった点が。日本ではIVCフィルターは重篤なPE(pulmonary embolism)を起こしたけれども原因が分からない時や、今度PEを起こすと命に危険が伴う患者さんなどに「予防する」という目的として挿入してました。原理は違いますがPCIでステントを入れるのが治療と言われるのと同じように、IVCフィルターを入れるのも治療だと思いますよ。あと、オーストラリアでも予防だけの為にIVCフィルターを入れている人を見たことがありませんし、治療のコストを考えるとむやみに予防目的だけで挿入していることは考えにくいのですが、最近は変わってきてるのかしら?
お返事
みかん >バーニーさんへ
IVC Filterは全て予防的なものだと思うのですが(^ ^;
治療目的なら、何を治療するのかとっても気になります…(汗)。
バーニー へぇ〜 予防的に挿入したりするんだぁ!
日本でもなのかな??
私は治療目的での挿入しか知らなかったぁ!
勉強になるなぁ〜
みかんが前々から不思議に思ってたことを放射線技師に聞いてみた。
それは…なんで日本ではX-ray(X線)がレントゲンと呼ばれるのか…
ってこと。
放射線技師に「日本ではX-rayはレントゲンって呼ばれるんだよ」と
言ったら、「はっ?もう一度?」と言うので、「レントゲン…」と
繰り返したら、「あぁ、もしかしてロントジェンのこと?」。
レントゲンは人名で、正しくはWilhelm Conrad Röntgen。
ドイツ語なので正しい読み方は知らないものの、英語読みすると
「ロントジェン」である。
ロントジェンは放射線の父…と呼ばれる人で、X線を発見した人
なんだそうだ。つまり、ヒポクラテスが医学の父で、近代看護の母
がナイチンゲール…ってのと同じように大切な人なんだってさ。
さて、放射線技師は当然知っているのでイロイロ聞いたら、どうやら
ロントジェンはとんでもないこともしてたらしい。
それは…なんで日本ではX-ray(X線)がレントゲンと呼ばれるのか…
ってこと。
放射線技師に「日本ではX-rayはレントゲンって呼ばれるんだよ」と
言ったら、「はっ?もう一度?」と言うので、「レントゲン…」と
繰り返したら、「あぁ、もしかしてロントジェンのこと?」。
レントゲンは人名で、正しくはWilhelm Conrad Röntgen。
ドイツ語なので正しい読み方は知らないものの、英語読みすると
「ロントジェン」である。
ロントジェンは放射線の父…と呼ばれる人で、X線を発見した人
なんだそうだ。つまり、ヒポクラテスが医学の父で、近代看護の母
がナイチンゲール…ってのと同じように大切な人なんだってさ。
さて、放射線技師は当然知っているのでイロイロ聞いたら、どうやら
ロントジェンはとんでもないこともしてたらしい。
何せロントジェンの相手は放射線である。
ロントジェンが最初に発明したレントゲンの機械は、放射線を発する部分
が現在のように平面ではなく曲面だったそうで、一定方向にしか進まない
放射線がその曲面の部分から出されてたため、四方八方の放射線を浴びせて
たんだそうだ…。
そして彼が実験を散々行った彼の妻。
妻の手のレントゲンを沢山撮ったらしいんだけど、なにせ発明当初。
最適な放射線量なんて知る余地もなく、妻の手は被曝して放射線で焼けた
らしい…何とまぁ可哀想な妻。
さらには彼自身も、最終的には癌で亡くなったんだそうだ。
癌の原因が何かは不明だけど、散々放射線を浴びてたロントジェン。
放射線が多少なりとも原因になったのでは…と同僚と合意したみかんだ。
他にもまぁイロイロな話を聞いたけど、放射線技師にとってはとても
大切な存在なんだってさ。
ところでレントゲン写真と言えば、みかんの部署には「Interesting
Cases」というノートがある。これは過去のレントゲンの中から面白い
ケースの写真を集めたもの。そりゃもうイロイロあって面白い。
一番笑えたのは、バイブレーター。ほら、仲良しする時に使う
大人なおもちゃね。バイブレーターを多分肛門に入れたんだろうなぁ…
あまりに深く入れすぎたため、直腸のかなり奥の方まで入ってた。
他にも子供のケースで、確かマクドのハッピーミールだか何だかの
オマケだった…と同僚が話してたんだけど、子供がこのオマケの
人形を飲み込んで、3つ連なったスヌーピーの人形が腸内に…。
何でまた3つも飲み込んだのかは不明。
2つめはまぁまぁ…ということで別にして、1件目は爆笑もの。
あまりに面白いので、みかんの同僚の数名がレントゲンフィルムに
縮小コピーして(←レントゲンの縮小もできる)名刺サイズにして、
話のネタにお財布に入れてる。
このInteresting Casesノートはみかんのかなりのお気に入りで、
暇な時は結構見てる。今度コピーを貰ってこようかな…。
てなわけでレントゲン…じゃなくて、ロントジェンな話でした。
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お返事
みかん >Doraさんへ
みかんもずっと不思議に思ってたので、聞いてよかったです☆
しかし…膣にビール瓶って。いつも思うのですが、そうやって来る患者さんは恥ずかしくてしょうがないだろうなぁ…って(笑)。みかんだったら顔を隠してしまいそう。いやはやいやはや。
すごくタメになります!!
Dora 私もレントゲンが英語にそれらしい単語がない事を知ってからというものの、
この言葉がどっからきてたのか不思議だったんですよ。
でもドイツ語から来てたのですか〜。これでスッキリしました(*^_^*)
私が見たおもしろいX線写真は、膣にビール瓶(大)が深く入っちゃってるものです。
しかも先の細い口の方から入れちゃったものだから、取るのに四苦八苦したみたいです(笑)
写真には見事にビール瓶がすっぽり収まってる様が移っており、「こんなものが入る
んだから、そりゃ赤ちゃんも出てこれるわな…」とそれを見ながら感心するとともに、
こいつは何をやってんだ!?と大爆笑しましたよ!
みかん >Doraさんへ
みかんもずっと不思議に思ってたので、聞いてよかったです☆
しかし…膣にビール瓶って。いつも思うのですが、そうやって来る患者さんは恥ずかしくてしょうがないだろうなぁ…って(笑)。みかんだったら顔を隠してしまいそう。いやはやいやはや。
すごくタメになります!!
Dora 私もレントゲンが英語にそれらしい単語がない事を知ってからというものの、
この言葉がどっからきてたのか不思議だったんですよ。
でもドイツ語から来てたのですか〜。これでスッキリしました(*^_^*)
私が見たおもしろいX線写真は、膣にビール瓶(大)が深く入っちゃってるものです。
しかも先の細い口の方から入れちゃったものだから、取るのに四苦八苦したみたいです(笑)
写真には見事にビール瓶がすっぽり収まってる様が移っており、「こんなものが入る
んだから、そりゃ赤ちゃんも出てこれるわな…」とそれを見ながら感心するとともに、
こいつは何をやってんだ!?と大爆笑しましたよ!
今回は、みかんのブログでちょこちょこ出て来るステント術
というものを説明しようと思う☆
さて、医療従事者ならステントが何か知ってるはず。
血管の狭窄(狭くなった部分)に金属製の網目状の筒を入れて
拡張させたり、もしくは動脈瘤といわれる大動脈が瘤状になった
部分の破裂を防止させるもの。
…と、言っても、多分病棟のナースは「ステント手術を受けました」
という患者さんを見ても、ステントがどんなものが見たことない
んじゃないかと思う。
というわけで、じゃ〜ん☆↓

…想像してるものと違うくない?
え?同じ?
みかんは違ったけどなぁ。
というものを説明しようと思う☆
さて、医療従事者ならステントが何か知ってるはず。
血管の狭窄(狭くなった部分)に金属製の網目状の筒を入れて
拡張させたり、もしくは動脈瘤といわれる大動脈が瘤状になった
部分の破裂を防止させるもの。
…と、言っても、多分病棟のナースは「ステント手術を受けました」
という患者さんを見ても、ステントがどんなものが見たことない
んじゃないかと思う。
というわけで、じゃ〜ん☆↓

…想像してるものと違うくない?
え?同じ?
みかんは違ったけどなぁ。
これはみかんの部署でよくするAAA(腹部大動脈瘤)に使う
EV Stent (Endovascular Stent)。写真のはGoreという会社の
もの。
他に…みかんの部署で使うのは、Cordis、Cook、Meditronixの
会社のもの。全て素材や形状が違うので、それぞれの患者さんに
合わせて選ぶ。
もちろん最初からこんな形状ではなく、最初はカテーテルと
一体になってて、とってもコンパクトな形。これらを挿入した後、
バルーン拡張型と呼ばれるものに関しては、さらにこの後バルーン
カテーテルというものを挿入して、バルーンとステントを一緒に
膨らませる。セルフ拡張型というものに関しては、バルーンが必要ない。
写真の右側のは脚の部分が分かれてるのだけど、これはごく普通。
…というのも、全てをいっぺんに挿入して膨らますのは結構大変。
なので、何度にも分けて挿入していって、結果的に血管内で全ての
ステントを合体させるため。
さて、このステント術の前に、大概一度は患者さんはアンギオ(造影)
を受ける。「何で〜?」ということになるのだけど、これはMeasuring
(計測)のため。ステントはとっても高価なもので、サイズはイロイロ。
高価でサイズがイロイロなので病院にはストックがなく、緊急時以外
オーダーメイド。間違えのないよう、造影で一度どのサイズのステントが
必要なのか計測する。そして実際に使う際には企業の人がやってきて、
「本当にこのサイズでいいんすか?開けちゃいますよ」と確認する。
高価だからねぇ…(←ン十万円はざら)。
ステントの手術後にちょっと注意したいのは、ステントの種類。
金属なので、MRIができないことが多いため。
ステントの合併症の一つにステントがずれてきたり、はたまた完璧に
外れてしまったり…ということがある(←これを予防するため、右の
写真のように、ステントの上端にひっかけるフックの部分がある)。
もし金属製のステントがMRIに反応しちゃってずれたりしたら大変な
こと。なので「ステント受けました〜」という患者さんがいたら、
使ったステントはMRIがいけるのかどうか確認する必要がある。
じゃぁもしステントがずれてきたり外れたら…ってことなんだけど、
この場合、もういちど造影してステントを取り除く手術をする。
これがまた大変な作業で、時間がかかる。
ステント術は知ってるように、開腹or開胸術と違って侵襲が少なく
比較的短時間でできる手術。でも実際はそんなに簡単じゃなくて、
結構テクニックが必要な手術だと思う。
高価なものだし、できる限り入れたステントは一生使って欲しいと
思うみかん。そのために必要な手術前後の検査やケアは、ナースに
加担する部分も多々。この記事くらいでは到底書ききれないのだけど
ステントがどんなものかを放射線科のナースの目からちょっと
書いてみた。興味を持って「ちょっと教科書を確認してみようかな」
と思って頂ければ嬉しいみかんだ♪
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