「オーストラリアで看護師してます」って言ったら、ちょこちょこ
メールなんかで「オーストラリアの看護師って日本と比べてどんな
感じっすか?」と聞かれるので、今回はちょっと書いてみようと思う。
ここで4ヶ月近く働いてみて、最初の感想は「働きやすい」ってこと。
人間関係が楽だし、職場環境がとってもいい。
日本みたいな上下関係があまりなくて、横の関係が強いと思う。
…まぁこれは部署によりけりなんだけどね。
あとは条件。これは日本と比べてとってもいい。
まずは有給なんだけど…
メールなんかで「オーストラリアの看護師って日本と比べてどんな
感じっすか?」と聞かれるので、今回はちょっと書いてみようと思う。
ここで4ヶ月近く働いてみて、最初の感想は「働きやすい」ってこと。
人間関係が楽だし、職場環境がとってもいい。
日本みたいな上下関係があまりなくて、横の関係が強いと思う。
…まぁこれは部署によりけりなんだけどね。
あとは条件。これは日本と比べてとってもいい。
まずは有給なんだけど…
州立病院で勤めてるので、州内の公立病院は全て同じ条件。
で、有給は1年に6週間。ついでに病欠は1年に15日。
他に20%のUncapped Leaveという、Annual Leave(有給)では
ないものの、給料の出る休みもある。
有給は必ず取らなきゃいけない。
6週間は、まとめて取っても分割で取っても良し。
Full-timeで働く条件は、7day rotating roster、152hours per 28days。
なので基本は週休2日。
給料は日本よかいいかな。
みかんはRN5として働いてるので、5年目正看護師とみなされてる。
そんなみかんの給料は、普通は2週間$2100(税引き前)。
手取りだと$1800くらい。なので1ヶ月だと$3600。
これは所得税と年金を引いた額。
みかんは基本夜勤をしてないので(例外もある)、夜勤をしてる病棟
ナースなんかはこれ以上貰ってることになる。
んじゃ実際の勤務体制は…ってことなんだけど、みかんの勤める
放射線科ではシフトは6つある。基本的に日勤がベースで、8時半
スタートの17時終わり。他のシフトはこれより30分や1時間早かったり
遅かったり…というシフト。夜勤は1年に1、2回回って来て、
21時から7時半まで。部署柄、これに加えてOn call(呼び出し)がある。
これは自分のしたい日を指定できる。
働いてて思うことは、看護師としての権利がしっかりしてること。
これは病棟じゃないので余計だけど、例えば検査や手術の際に介助してて、
医師の言うことに看護師として同意できなかったりすれば、最初にその旨を
説明して、さらに同意できなければ、その場から立ち去ることもできる。
看護師であっても医療に対する知識はあり、倫理や法律的なことも十分
理解しているので、患者さんの命や権利を守るとともに、看護師自身の
立場を守るためにも大切なことなのだ。
逆に言えば、看護師として自分のすることに十分な知識があり、
常に考えることが大切だってことなんだけど。
仕事をちゃんとしていれば別に問題ないので、ここオーストラリアでは
ナースといえど、格好は結構自由。制服はあるけど、何種類かあって
自分の好きなのを選んでいいし、アクセサリーだって仕事の邪魔に
ならなければOK。
あとは…オーストラリアだなって思うのは、セキュリティ。
ちょっと危険な患者さんや、痴呆なんかでどこに行くのか分からないような
患者さんには、警備会社からガードをつけるのは普通。
あと、日本だと麻薬や劇薬なんかの保管庫には鍵をかけてても、
他の薬の保管はそこまで…って感じだけど、みかんの部署では薬を保管
する部屋があって(イソジンや生食含め)、そこに入るのにはアクセス
カードが必要だし、スタッフのロッカー室&トイレもアクセスカードが
必要(←トイレに行く時、ちょっと面倒)。
日本ではナースステーション=看護師オフィスって感じだったものの、
それぞれの部署のマネージャー(師長にあたる)にはオフィスが与え
られてるし、少なくともみかんの部署ではナースステーションの他に
ナース用のオフィスもあり。ここには勤務表なんかの他に、ナースの
それぞれのメールボックスもあって、院内外からの手紙がやってくる。
これはロッカーが男女別々で、さらにアクセスカードが必要だから、
メール集配の人たちが入れないってことと、ナースステーションでは
患者さんが話を容易に聞けるため、患者さんの前ではできない話を
オフィスでするため。もちろんオフィスの他に休憩室やミーティング
ルームもあるんだけど、ちょっと用途が違うかな。
他には…Occupational Health&Safetyにうるさいオーストラリア。
とってもナースには優しい。重い患者さんを人の力では動かしては
いけなくてリフトを使うし、ベッドも一人で動かしてはいけなくて、
病棟間の移動はBed Moverがある。これは素敵!
壁のあちこちに「Stop! This is OH&S issue!」とうるさいくらい
書かれてる。
まぁねー…みかんの部署は病棟ぢゃないし、かなり特殊な部分も
あるんだとは思うんだけど。でも働きやすいのは事実。
…てなわけで、「オーストラリアのナース/病院ってどうなんよ?」
ってのを長々と書いてみました☆
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みかんの勤める病院では、数ヶ月おきにAppraisalと言って評価票が
やってくる。これはCN(専門ナース)やマネージャーがするもの。
…というわけで、みかんが働き始めて初めてのAppraisalがやってきた。
マネージャーに呼び出されてびくびくしながらマネージャーのオフィスに
行ったみかん。
オフィスに行くと「みかんのAppraisalだけどね、Exceptionalだよっっ!」
と興奮気味に言うマネージャー。「Exceptionally badってことっすか?」
と言ったら、「またまたぁ〜♪」とマネージャー。
Appraisalはこんなの↓

…どうやらマネージャーはかなり満足らしい。
このAppraisalの2ページ目には、マネージャーからの一言が書いてある。
「読んでみて、もし反対がなければサインしてね☆」とマネージャー。
…沢山恐ろしいことが書いてあったよ。
やってくる。これはCN(専門ナース)やマネージャーがするもの。
…というわけで、みかんが働き始めて初めてのAppraisalがやってきた。
マネージャーに呼び出されてびくびくしながらマネージャーのオフィスに
行ったみかん。
オフィスに行くと「みかんのAppraisalだけどね、Exceptionalだよっっ!」
と興奮気味に言うマネージャー。「Exceptionally badってことっすか?」
と言ったら、「またまたぁ〜♪」とマネージャー。
Appraisalはこんなの↓

…どうやらマネージャーはかなり満足らしい。
このAppraisalの2ページ目には、マネージャーからの一言が書いてある。
「読んでみて、もし反対がなければサインしてね☆」とマネージャー。
…沢山恐ろしいことが書いてあったよ。
「色んなことに興味を抱いて勉学に励むとともに、きちんとした態度と
フレンドリーな性格で、短い期間ながら既にこの部署にとって大切な一員
となっている…」ってとこまではいいんだけど、そこから読み進むと…
「マネージャーとしてみかんが近い将来、部署のリーダーとして活躍し、
さらにはスタッフの教育に関わってくれるものと信じてる」って書いてある。
…オイ。まだ3ヶ月ちょいしか働いてないけど、期待しすぎぢゃないっすか?
みかんが「えーっと…この辺りは賛成できません」と言うと、「いやいや、
大丈夫大丈夫」とマネージャー。どの辺が大丈夫なんでしょう?
さらに「きみはねぇ、自分に厳しすぎるんだよ。ほら、きみの評価票にも
書いてるけど、もうちょっと気楽にいきなよ」。
…いや、オージーは気楽すぎるんです。みかんは普通です。
ままとりあえずマネージャーは大満足だからいいんだろう。
ところで、みかんの同僚のカープ。
マネージャーがいじくって、カープにはニセAppraisalがやってきてた。
それには「キミのパンツは臭うから、きちんと洗濯すること」ときちんと
タイプされてて、封筒には一緒に漂白剤が入ってた。
同僚全員、爆笑。
みかんがみかん自身のAppraisalについて話してる間、マネージャーに
「カープのAppraisal見ましたよ〜」と言ったら、「みかんのも作成できる
けど、欲しい?次回は考えておくよ」と爆笑。
…つまりみかんの部署はこーゆー部署なのだ。
常に笑いが絶えない。
ところで今日はキャシー・ザ・シスター(キャシー・ザ・プリティーも
いるので、こうやって分けてる)と一緒のシフトだったみかん。
キャシーとはご近所さんなので「帰り、送ってってあげるよ」と送って
くれた。キャシーとはヤニダチである(つまり喫煙仲間)。
車に乗るや否や、キャシーが「ところでさぁー、セシリーってどうよ?」
と言ってきた。どうやら愚痴が溜まってたらしい。
…部署に慣れて来ると、まぁ愚痴もイロイロ聞く。
誰と誰が仲が悪くて、誰が嫌われてて、誰と誰がお友達なのかも
十分把握できてきて、「放射線科はソープオペラ」ってのを実感中。
でもまぁ楽しいからいいや。
さて、明日は遅出友達のリスとまたまた遅出。
キャシーが「またぁ?」と呆れてたけど、まぁ仕方ないよね。
せいぜい楽しむことにします。
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みかんの風邪。昨日働いたことが良くなかったのかどうなのか、
夜間から一気に悪化…。
なもんで、今朝はさっさとナースマネジャーに電話して「風邪
なんで病欠取ります」。祝・初Sicky…って嬉しくない。
んでもってナースマネジャーが部署に電話を回してくれて、
出たのは同僚のキャシー・ザ・プリティー(←冗談のような
名前だけど、本名の姓の読み方がとっても似てるので、
みんなこうやって呼んでる)。
キャシー・ザ・プリティーとはMucking aroundダチである。
いつも下らない悪戯をして、冗談を言いあってる仲。
キャシー・ザ・プリティーが電話に出て、「あ、みかんやけど」
と言ったら、「あんた休むつもりじゃないでしょうねぇ?」。
「いや、休むつもり。風邪うつされたい?ま、私の分まで
働いてね」とみかん。
夜間から一気に悪化…。
なもんで、今朝はさっさとナースマネジャーに電話して「風邪
なんで病欠取ります」。祝・初Sicky…って嬉しくない。
んでもってナースマネジャーが部署に電話を回してくれて、
出たのは同僚のキャシー・ザ・プリティー(←冗談のような
名前だけど、本名の姓の読み方がとっても似てるので、
みんなこうやって呼んでる)。
キャシー・ザ・プリティーとはMucking aroundダチである。
いつも下らない悪戯をして、冗談を言いあってる仲。
キャシー・ザ・プリティーが電話に出て、「あ、みかんやけど」
と言ったら、「あんた休むつもりじゃないでしょうねぇ?」。
「いや、休むつもり。風邪うつされたい?ま、私の分まで
働いてね」とみかん。
今日はみかんは冗談を言う元気がないとキャシー・ザ・プリティーは
気がついたんだろう。キャシーは「たっぷり寝て明日は来るのよっ!」。
おっけ〜…。
ナースマネジャーにも「明日も休む?どうする?」と聞かれた際に
「明日は大丈夫だと思いますっっ!」と気合い入れて言っちゃった
もんだから、明日までには何が何でも良くなるつもり。
…てなわけで、みかんの初Sickyの話。
意外とSicky取っても誰も気にしないってことが今回発覚しました。ハイ。
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お返事
みかん >Doraさんへ
Doraさんも風邪ですか…。
最近寒いですし、どうやら巷でも風邪が大流行してるらしいので
無理はないですよね。喘息の発作がでないよう、身体を温めて
ゆっくり休んで下さい☆
どうも私も…
Dora やはり無理して働くと悪化しますね。
私も一昨日から喉が痛くて、今日はだいぶ良くなってきましたが、次は鼻水が…。
でも身体はだるくないので大丈夫だと思いますが。
どうも暖かくなったり寒くなったりという急な温度変化で体調を崩したみたいです(><)
風邪なら良いんですが、これで喘息の発作が出ようもんなら大変なので、私も
無理しないようにしないと。
お互い体を労わりましょうね(*^_^*)
みかん >Doraさんへ
Doraさんも風邪ですか…。
最近寒いですし、どうやら巷でも風邪が大流行してるらしいので
無理はないですよね。喘息の発作がでないよう、身体を温めて
ゆっくり休んで下さい☆
どうも私も…
Dora やはり無理して働くと悪化しますね。
私も一昨日から喉が痛くて、今日はだいぶ良くなってきましたが、次は鼻水が…。
でも身体はだるくないので大丈夫だと思いますが。
どうも暖かくなったり寒くなったりという急な温度変化で体調を崩したみたいです(><)
風邪なら良いんですが、これで喘息の発作が出ようもんなら大変なので、私も
無理しないようにしないと。
お互い体を労わりましょうね(*^_^*)
今日は人事の人とビザの件で面接が入ってたみかん。
とりあえずまだみかんのポジションはTemporary Positionという
ことで仮契約になってたらしい。この契約を伸ばすかどうにかしないと
ビザの手続きがどうにもならないってんで、とりあえず部署のマネージャー
に話してこい…と言われたみかん。
ヘイヘイ…とマネージャーのトコロに行って事情を話すと早速マネージャー
が人事の人に話して、書類も全部揃えて持って行ってくれて、10分後には
「あ、みかんのポジション、これでPermanent(正規採用)だからね。
好きなだけいていいよ」。これで安泰安泰。ホっっ。
ビザの件はこれでどうにかなりそうなんだけど、今日はすんごく体調が
悪かったみかん。風邪がどうにもならず、人事との面接さえなければ
本当は病欠取りたかったんだよねぇ。
だから仕事始めても、身体がだるくて仕方がない。
とりあえずまだみかんのポジションはTemporary Positionという
ことで仮契約になってたらしい。この契約を伸ばすかどうにかしないと
ビザの手続きがどうにもならないってんで、とりあえず部署のマネージャー
に話してこい…と言われたみかん。
ヘイヘイ…とマネージャーのトコロに行って事情を話すと早速マネージャー
が人事の人に話して、書類も全部揃えて持って行ってくれて、10分後には
「あ、みかんのポジション、これでPermanent(正規採用)だからね。
好きなだけいていいよ」。これで安泰安泰。ホっっ。
ビザの件はこれでどうにかなりそうなんだけど、今日はすんごく体調が
悪かったみかん。風邪がどうにもならず、人事との面接さえなければ
本当は病欠取りたかったんだよねぇ。
だから仕事始めても、身体がだるくて仕方がない。
こんな時に限ってアンギオ室でゴニャゴニャあるもんで、
今日最後の処置のUreteric Stent(尿管のステント)が伸びて
日勤のスタッフができないってんで、遅出スタッフに回って来た。
コーディネーターをしてたみかんが本来ならするべきなんだけど、
体調があまりよろしくないので、今日はしたくなかったみかん。
体力も集中力も要るし、途中で倒れるのは良くないため。
なもんで、「Ureteric Stentしてくれない?」とTに聞いたものの、
Tは「今日は早く帰りたいからねぇ。みかん、すりゃいいじゃん」
と軽くT。
それを聞いてたLが「私、してもいいよ」。L、ありがとよ〜。
そんなわけで無事アンギオの刑は逃れて、後は淡々と仕事してた
ものの、やっぱりきつい。
なもんで、20時の時点で夜間のナースマネジャーに電話して
「21時に夜勤スタッフが出て来て、スタッフの数が揃ったら
帰ってもいい?」と聞いたら、「無理しないようにね。もし明日も
調子悪かったら電話してね」…とのことで、早退決定。イエーイ。
…というわけで、さっさと帰って来たみかん。
昨日から何時間寝てるのか分からないものの、これからまた寝る
ことにします。
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お返事
みかん >Doraさんへ
ありがとです☆
そうなんですよ…体調が今ひとつで。
でも着実に快方に向かってるので、多分明日&明後日の2連休後
にはバッチリ良くなってると思います♪
お大事に…
Dora 正式採用おめでとうございます!と思ったら、具合が悪いとは…。
でもこれで、ビザの手続きが進みますし、そこからみかんさんの
将来設計の実現に向かって進み事もできますから、その最初の
ステップが終わって良かったですね☆
今は仕事が忙しくて病欠も日本人の性か取りにくくて大変だと
思いますが、休める時には休んで早く体調を治してくださいね。
みかん >Doraさんへ
ありがとです☆
そうなんですよ…体調が今ひとつで。
でも着実に快方に向かってるので、多分明日&明後日の2連休後
にはバッチリ良くなってると思います♪
お大事に…
Dora 正式採用おめでとうございます!と思ったら、具合が悪いとは…。
でもこれで、ビザの手続きが進みますし、そこからみかんさんの
将来設計の実現に向かって進み事もできますから、その最初の
ステップが終わって良かったですね☆
今は仕事が忙しくて病欠も日本人の性か取りにくくて大変だと
思いますが、休める時には休んで早く体調を治してくださいね。
ここで働き始めて、とうとう大きなミスをやらかしてしまった…。
今日、Chemoembolisation(血管内に化学療法の薬を投与し、
さらに塞栓を形成する手術)をした患者さん。みかんが直接介助を
したのだけど、この手術の前に術前投与といって薬を投与する
オーダーが出てたので、それをしろ…と言われたみかん。
オーダーが出てたのはMaxolonと、Pethidineという薬。
MaxolonはIV(静脈注射)で、PethidineはIM(筋肉注射)だった
のだけど、みかんは間違えて両方IVにしてしまったのだ。
PethidineはIVでも投与できなくはないのだけど、その場合
原液ではなく、生理食塩水を混ぜて投与する。
みかんが手術着に着替えて準備万端になってミスが発覚して、
手術中にパニックに陥ったみかん。
患者さんはPethidineをIVで投与されたことで、血圧や脈拍には
変化なかったものの冷や汗が出てて、みかんの頭の中は真っ白。
普段ならどうってことない手術が、みかんがパニックに陥ってた
せいで、医師の注文に対しみかんのスピードがかなりスローに。
どうしよう…。
今日、Chemoembolisation(血管内に化学療法の薬を投与し、
さらに塞栓を形成する手術)をした患者さん。みかんが直接介助を
したのだけど、この手術の前に術前投与といって薬を投与する
オーダーが出てたので、それをしろ…と言われたみかん。
オーダーが出てたのはMaxolonと、Pethidineという薬。
MaxolonはIV(静脈注射)で、PethidineはIM(筋肉注射)だった
のだけど、みかんは間違えて両方IVにしてしまったのだ。
PethidineはIVでも投与できなくはないのだけど、その場合
原液ではなく、生理食塩水を混ぜて投与する。
みかんが手術着に着替えて準備万端になってミスが発覚して、
手術中にパニックに陥ったみかん。
患者さんはPethidineをIVで投与されたことで、血圧や脈拍には
変化なかったものの冷や汗が出てて、みかんの頭の中は真っ白。
普段ならどうってことない手術が、みかんがパニックに陥ってた
せいで、医師の注文に対しみかんのスピードがかなりスローに。
どうしよう…。
パニックに陥ってるみかんをよそに、手術はどんどん進む。
とりあえず何とか手術中は持ちこたえて、手術自身は無事終了。
患者さんもとりあえず無事で、医師は「PethidineはIVでもいけるん
だし、問題ないよ」と言い、他の同僚も「大丈夫よ」と言ってくれた
のだけど、患者さんが云々の話ではない。ミスはミスである。
本当にこれは大失敗だ。
全てが終わって、みかんの目はついつい涙で溢れてしまったのだけど、
同僚は「心配するなって」。
いや、心配しまくりです。
とりあえずマネージャーのオフィスに言って、一連のことを報告。
「RNとしてとんでもない大失敗だ。本当に申し訳ない。もしもっと
上の人に話さなければいけないのならそうするし、インシデント
レポートを書かせて」と言ったみかん。
それに対して、「他のシニアスタッフから既に一連のことは聞いたけど、
きみは自分に厳しすぎるよ。ミスはミスだけど患者さんが無事なら
それが大切だし、これだけ反省してるのなら、きみは二度と同じ
失敗を繰り返さないと思うし、それが一番大切なことだと思う。
それに失敗はみかんだけの問題じゃない。手術をするためにみかんを
焦らせた医師Dの問題でもある。こんだけ注意深いみかんがミスを
犯すのなら他の人でも犯すミスだから、今度から薬を投与する際は
周りの状況に左右されず、焦らずゆっくりしなさい。」と言ってくれた
マネージャー。ハァ…。
そしてアンギオ室に戻って、アンギオ室専門のナースをしてるDに
「本当に申し訳ない。今度からもっと注意するから」と言ったら、
「誰でも一度はあることなのよ。反省して次に生かせればいいのよ。
ところで次のケースの介助はする?さっきのケースは長かったから、
長時間プロテクターつけて疲れてるでしょ?次のケースは他のスタッフ
に任せる?私たちはみかんにここにずっといて欲しいから、無理を
させたくないのよ」とD。みかんはウルウル。
さて、今日の午後はスタッフミーティングがあった。
これは部署内での新しいニュースや、問題点などを話し合う場。
ここで3ヶ月の雇用契約が終了して、契約が正式に延長されたみかんに
マネージャーや専門ナースが「本当にいいスタッフを雇った。看護
そのものはもちろん、フレンドリーで愛される新人を迎え入れて
スタッフは喜んでいるよ」と言ってくれて、スタッフから拍手を
受けてしまったみかん。みかんは赤面。いや〜…あんな場で言われると
恥ずかしいわぁ。
…てなわけで、朝の一大事件から始まり、終わりはまぁ良かったん
だかどうなんだか…って感じの一日だった今日。
明日からはもっと注意深くなって、2度と同じ失敗を繰り返さない
ようにしようと思ったみかんだ。
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